マツザキ・シーゲルの米国株投資で自分年金づくりの様子をまったり書いていくブログ

老後の不安から2017年3月より米国株中心に株投資を開始。高配当株投資を卒業し、米国成長株やiDeCoでS&P500を中心に自分年金づくりにいそしむ中年独身(50代前半)サラリーマン。日記的に日々の出来事をちりばめながら、まったりブログ更新中。

【米中貿易協議】部分合意でも全く安心できない

マツザキ・シーゲルです。


米中貿易協議で部分合意となったそうです。
そのおかげで、11日のS&P500は1.09%UP!!
先日買い増ししたアッヴィ【ABBV】や、
いつも気になるタバコ株たちは大した恩恵を受けませんでしたがね( ´•ω•`)

米中貿易協議はそもそも、トランプ政権が2018年7月に対中国貿易赤字を不当として、
産業機械などに25%の関税を課したことから始まったとのこと。

以降、まとまりそうになったり、トランプ大統領のツイッター砲で右往左往することになったり・・・
その都度、株価が上下に大きく動くこととなって、わたしの心を折りに来てるのかという感じε=(・д・`*)ハァ…

でもね。これくらいの浮き沈みでは、わたしの鋼の心は折れませんよ(@^▽^@)ハ、ハハ、ハ、ハァ、、(震えとるって( ̄∀ ̄))


米中貿易協議は、まだまだ難関があるし、完全合意までには遠い道のりですかね。

今回の合意も、「『部分』合意」だし、第1段階ってことだそうで・・・
どうやら第3段階まであるみたいな記事も見たし。

その今回の部分合意も、合意文書の作成には3週間から5週間かかるそうですし、
11月にチリで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で開催予定の米中首脳会談で、
正式な合意の可能性があるということなんですよねえ。
部分合意でさえも、どういう方向に進むか検討つかない状況なんですよね。

米国株投資をしている賢明な方々からすれば、ぬか喜びできないことは十分理解できるでしょう。


トランプ政権やアメリカ議会が、中国に対しての方針や最終的な目標をどこに置いているのか。
そこのところを理解すると、米ソ冷戦のように50年くらいのレベルで、
どちらかが破綻するまで終戦がありえないことなんだなあとわかります。
世界覇権争いなんで、そんな簡単には終わらないことなんです。


トランプ政権が中国に対して要求していることが、アホなわたしでもよく分かるのが、
昨年10月に保守的シンクタンクのハドソン研究所で行った、ペンス副大統領の対中国政策の演説です。

どういうことを話していたのか、要約でしか知りませんでしたが、
台風のおかげで、久しぶりに家の中でじっとしていることができたので、
Youtubeでその演説の全てを見てみました。(約40分)


ペンス米副大統領 対中方針演説 2018字幕あり

内容は分かっていたので、特別新鮮に感じるところは有りませんでしたが、
中国共産党が、アメリカ(おそらくEU諸国も)が思うような貿易不均衡是正、
力による現状変更政策の放棄、人権問題の解消などを行わない限りは、ガチで潰しにきてるなあと感じます。

ちょうど1年前の演説とはいえ、トランプ政権・アメリカ議会の対中基本方針は、
今もそれほど大きくブレていないとも思いますので、まだまだ貿易問題は今後も続くのでしょうなあ。

その途中経過として、
合意に近づいた!となると株価が急上昇し、
交渉が決裂した!となると株価暴落するということが続いていきそうです。

「ああまたね。知ってた。」って感じで、どっちに振れたとしても、聞き流せる(見流せる)ようにしないと
心もカラダも持ちませんですなあ。


それでは。